【利用者症例・満足度調査結果】
利用者様 症例①
(Aさんの1週間のスケジュール例)*訪問診療は月2回
月
| 火
| 水
| 木
| 金
| 土
| 日
| |
AM
| ヘルパー
| デイケア
| ヘルパー
| デイケア
| ヘルパー
| デイケア
| ヘルパー
|
PM
| ヘルパー
| 訪問診療
| ヘルパー
| 訪問看護
| ヘルパー
| ヘルパー
|
利用者様 症例②
(利用者様の概況)
Kさん 76歳 男性
病名:認知症 廃用症候群 誤嚥性肺炎治療
(ご家族の構成)
奥様と二人暮らし
(訪問看護導入の経緯)
・57歳で脳梗塞を発症されたが軽症であったため服薬を自己中断される。
・平成25年にアルツハイマー型認知症、水頭症の診断。以降は脳梗塞の再発を繰り返し、
入退院を余儀なくされ、徐々に日常生活自立度が低下していった。
・ 令和2年8月、妻の入院を機に施設に入所されたが、結果としてADLの低下に拍車がかかり、
自宅へ戻ることになったものの、4日後には誤嚥性肺炎を発症し入院。その後状態は安定したが
寝たきりとなり、経口からの摂取も難しくなり中心静脈栄養法による加療となった。
・CVカテーテルによるHPN(中心静脈栄養)となり、管理できる施設への入所を勧められたが、
奥様の「最後のお正月になるかもしれんのなら、自宅に連れて帰りたい。もし、何かあっても構わない。
私にできることなら面倒を見たい。」という強い希望があり、奥様、主治医、地域連携室、ケアマネ、
病棟看護師、訪問看護師とカンファレンスを実施。退院前に奥様へ病棟看護師よりオムツ交換、
点滴交換、喀痰吸引の方法を指導。退院後は、2か所の訪問看護ステーションにて看護師、言語訓練士、
理学療法士のフォローが継続されている。
(訪問看護開始後の経過)
・開始当初は医療保険を使用し、特別指示期間を設け連日訪問を行うと同時に、奥様の体調や
不安を傾聴しながら介護指導を行った。時折、輸液ポンプの不具合や発熱などで緊急コールがあるが、
オムツ交換や着替え、口腔ケアなどは奥様が中心となり行っている。
・退院直後は、一点を見つめ無表情であった本人様も、日が経過するごとに声掛けに笑顔が見られたり、
まれに問いかけに対し発語が聴かれるようになった。
訪問入浴時の表情は格別で、終始ご満悦の様子で奥様からも「お父さんが喜んでくれてよかった。」と笑顔が
見られる。
・時折、発熱がみられ必要時には解熱剤の坐薬を使用するが、その都度、主治医やもう一つの訪問看護
ステーションと情報交換を行っている。
HPN(在宅中心静脈栄養)という重たいケースではありますが、奥様の積極的な協力と主治医、
また他事業所の訪看ステーションと連携することで、自事業所の負担も分散しながらケアを行っています。
奥様とご本人様の希望に沿っていけるよう、これからもご支援を続けていきたいと思います。
・41名の利用者に対し、38名の利用者にご回答を頂きました。
・男女比はほぼ均等であり、年代70歳代が多く、次いで80歳代です。
・利用期間は半年から1年と2年以上の方が最も多く、半年未満が最も少ない。
・利用頻度は週1回が18名と最多であり、次いで週2回が11名です。
接遇について
・接遇に関しては3つの設問の内、
・サービスの設問は
・サービスの設問⑥・⑦に関して、
特にサービス期間の短い利用者に対しては、処置やリハビリ内容について説明と同意を得て、